あとがき
なんとこの第三巻は、第二巻の出版から、三ヶ月という驚異のペースで完成しました。
これも皆様からの数多くの応援と観音様のお導きだと感謝しております。
そしていよいよ、この第三巻から、各観音様のお話になるわけですが、
もしかすると、お気付きになった方がいるかも知れません。
ある意味で、今後の転開がバレております。(笑)
隠しても仕方がないので、発表させていただくと、とくにこれから続く、七観音編については、
「困難とは、すべて、自らの心中で起こっているだけのこと」というのが、共通の結論となるのです。
しかし、たとえ結論は同じでも、そこに至るまでに様々なお話があってのこと。
それが、より深いところでの理解につながる。と信じております。
ということで、次巻も、そんなところを表現できればいいなと思っております。
そして、この段階で、すでに第四巻、第五巻の構想は、ほぼ完成しております。
この調子で、必ず二〇二〇年には、全二十巻を刊行いたします! 今後とも、よろしくお願いいたします。
神仏絵師・昌克
2016年7月